1. ビジネスで英語の自己紹介をする際のポイントとは?メール例文も紹介

ビジネスで英語の自己紹介をする際のポイントとは?メール例文も紹介

2024.07.26

ビジネスシーンで英語の自己紹介をする際には、いくつかのポイントがあります。英語で自己紹介する際のポイントや流れ、メールで自己紹介する際の例文について紹介します。

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ビジネスで英語の自己紹介をする際のポイントとは?メール例文も紹介

ビジネスシーンのグローバル化に伴い、これまで仕事で日本語しか話さなかった人でも、海外の取引先や親会社などに英語で自己紹介をする場面も増えているのではないでしょうか。
その場合、いくつかのポイントを押さえ、場面別でフレーズを覚えておけば、英語での自己紹介も決して難しくはありません。また、メールで自己紹介する際の文面についても知っておきたいところです。

この記事では、ビジネスにおいて英語の自己紹介をする際のポイントや流れのほか、メールで自己紹介する際の英語の例文について紹介します。

ビジネスにおいて英語で自己紹介をする際のポイント

ビジネスシーンで自己紹介をする際には、いくつか押さえておきたいポイントがあります。まずは、ビジネスにおいて英語で自己紹介する際のポイントを解説します。

挨拶前に目を合わせて微笑む

海外とのビジネスシーンにおける英語の自己紹介では、挨拶前に相手と目を合わせ、微笑むようにしましょう。アイコンタクトと笑顔は、世界共通のコミュニケーション手段だからです。
目を合わせて微笑むことで、相手に対し、自分がフレンドリーであることと信頼できる人間であることを伝えられます。柔和な態度で、相手は安心感を抱いてくれるはずです。

適切な力でしっかりと握手する

グローバルビジネスの場における自己紹介では、適切な力でしっかりと握手をすることが望ましいといえます。握手は、相手への親愛の情と敬意を示す重要なジェスチャーだからです。

ただし、国や文化によって握手の仕方(時間の長さや力の入れ方)は変わる場合があります。いずれにしても、ビジネスシーンにおいて、握手の仕方ひとつで相手に与える印象は大きく異なることに注意してください。

20秒程度で 簡潔に伝える

ビジネスシーンにおける自己紹介は20秒程度を目安とし、簡潔で明瞭に行うことを意識しましょう。内容は名前、所属部署、担当業務、そして一言メッセージといったように要点を押さえ、この後のビジネスにおいて、相手に必要な情報を過不足なく伝えるようにします。

ゆっくりかつはっきりと話す

英語で自己紹介を行う際には、ゆっくり、そしてはっきりと話すことを心掛けましょう。英語に不慣れな人は、つい早口になってしまいがちです。当然のことながら、早口になると相手に伝わりにくくなります。
ゆっくりと口の動きを意識して話せば、自分自身も落ち着いて自己紹介を行うことができる上、相手も内容を理解しやすくなります。

ビジネスシーンで英語を使って自己紹介するときの流れ

ビジネスシーンにおいて英語を使った自己紹介は、どのように行えばいいのでしょうか。ここでは、ビジネスで英語を使って自己紹介するときの流れを解説します。

1. 自分の名前など個人情報を話す

ビジネスで英語による自己紹介を行う際には、まず自分の名前を明確に伝えることが重要です。例えば、「Hello, I’m Manami Makita. (Please) call me Mami. (私は牧田真奈美です。マミと呼んでください)」といったように、もしニックネームで呼んでほしければ、フルネームとニックネームを伝えます。ニックネームまで伝えれば、相手に親近感を抱いてもらうことができるでしょう。

2. 自分の仕事を説明する

続いて、自分の仕事について説明しましょう。所属先と役職、業務内容についてゆっくりと伝えます。「I am a manager at ABC Company and supervise the consulting team.(私はABC社のマネージャーで、コンサルティングチームの管理監督を担当しています)」といった具体的な仕事内容を述べることで、相手に自分の役割を理解してもらいやすくなるでしょう。

3. 業種・職種、担当領域などを説明する

自己紹介としては、自身の所属先の業種・職種や担当領域について詳しく説明するのもいいでしょう。例えば、「Our company specializes in developing AI solutions for healthcare. My team focuses on creating predictive models for patient care. (当社はヘルスケア領域のAIソリューションシステムの開発を専門としています。私のチームは、患者のヘルスケアのための予測モデル開発に重点を置いています)」といった具体的な担当領域を説明することにより、相手が描くあなたの業務のイメージがより明確になるはずです。

4. 今日の目的あるいはお礼などを述べる

自己紹介の最後には、今日の会議や打ち合わせの目的を述べるとともに、対面して話す機会を作ってくれたことに感謝を伝えます。お礼を述べることで、時間を割いてくれた相手に対する敬意を表明することが可能です。
具体的には、「I am here today to discuss potential collaborations and explore new business opportunities. Thank you for taking the time to meet with me.(今日ここに来たのは、御社とのコラボレーションの可能性について話し合い、新たなビジネスの可能性を模索するためです。お時間を割いていただきありがとうございます)」といった表現が適切といえます。

5. スモールトークに入る

自己紹介が終わった後は、スモールトークに移行しましょう。スモールトークとは、本題に入る前の雑談や世間話のこと。天気や趣味の話、スポーツの話題などを問いかけ、相手の緊張をほぐしながら興味・関心があることを理解するとともに、自身の人間性を知ってもらうのに役立ちます。
スモールトークによって、初対面の相手でも会話をスムーズに進めることができるはずです。

スモールトークについては、以下の記事をご参照ください。
英語のスモールトークで会話を広げるには?ビジネスで役立つ会話例

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ビジネスシーンの自己紹介で使える英語フレーズ

英語での自己紹介の際、いくつかの英語フレーズを組み合わせることで、英語に不慣れでも対応可能です。ここでは、ビジネスシーンの自己紹介で使える英語フレーズについて解説します。

名前を名乗る場合

名前を名乗る際には、次のような例文を参考にしてみてください。

Hello, I’m Shunichi Shimada. Please call me Shun.
「こんにちは、私の名前は嶋田俊一です。シュンと呼んでください」

Hi, I’m Sara Sakurai. Nice to meet you.
「こんにちは、桜井沙良です。お会いできてうれしいです」

Good morning, I’m Taro Tanaka, the new marketing manager.
「おはようございます、私は田中太郎といいます。新しいマーケティングマネージャーです」

Greetings, my name is Yumi Yamada.
「こんにちは、私の名前は山田由美です」

Hello everyone, I am Kentaro Ito, but you can call me Ken.
「皆さんこんにちは。私は伊藤健太郎といいますが、ケン と呼んでください」

出身地を話す場合

自己紹介で出身地や住んでいた場所を話すのも、相手との心理的な距離を縮める意味では効果的です。具体的には下記のように話します。

I’m from Tokyo, Japan.
「日本の東京出身です」

I was born and raised in New York.
「ニューヨークで生まれ育ちました」

Originally, I’m from Nagoya, but I’ve been living in Sydney for the past five years.
「元々は名古屋出身ですが、ここ5年間はシドニーに住んでいます」

I come from a small town near Osaka.
「大阪近くの小さな町の出身です」

I’m based in San Francisco now.
「現在はサンフランシスコに住んでいます」

趣味について話す場合

自己紹介で趣味を伝えることで、相手と話が盛り上がるかもしれません。自己紹介の場では、下記のように簡潔に話しましょう。

In my free time, I enjoy hiking and photography.
「余暇にはハイキングと写真撮影を楽しんでいます」

I love reading science fiction novels.
「SF小説を読むのが大好きです」

Cooking is one of my passions.
「料理は、私が熱中していることのうちのひとつです」

I spend my weekends playing tennis.
「週末は、もっぱらテニスをして過ごしています」

I have a keen interest in NFT art and design.
「NFTアートとデザインにとても興味があります」

業種・職種について話す場合

自己紹介の際には、所属先企業の業種・職種について次のように話すことで、自己紹介の後に続くビジネスの話を、具体的かつ建設的に進めることができるでしょう。

I work in the IT sector.
「IT業界で働いています」

I am involved in the financial industry.
「金融業界に従事しています」

I’m a software engineer at ABC Corp.
「ABC社のソフトウェアエンジニアです」

I am a human resources manager.
「人事部門のマネージャーとして働いています」

My role is a senior data analyst.
「シニアデータアナリストの役割を担っています」

担当領域について話す場合

自社で担当する領域を伝えることは、ビジネスにおいて自分のオーソリティを伝え、何ができるか、自分の話を聞く価値があることを伝える意味で重要です。下記のように説明してみてください。

I handle client relations and support.
「クライアント関係とサポートを担当しています」

My focus is on product development.
「製品開発に注力しています」

I’m responsible for market research and analysis.
「市場調査と分析を担当しています」

I oversee the sales department.
「営業部門のマネジメントが主業務です」

My area of responsibility is promoting compliance within my company.
「自社におけるコンプライアンス推進が担当分野です」

目的について話す場合

自己紹介の中で、相手と会ったことの目的をあらためて説明します。ビジネスを進める上で重要なポイントとなります。

I am here to explore the possibility of a partnership with your company.
「御社とのパートナーシップの可能性を探るために伺った次第です」

Our goal today is to discuss our upcoming project.
「今日の目的は、我々の次のプロジェクトについて話し合うことです」

I’d like to learn more about your company’s needs.
「御社のニーズについて、もっと深く知りたいと考えています」

I’m hoping to establish a long-term collaboration.
「長期的な協力関係を築きたいと思っています」

I’m here to present our new product line.
「新しい製品ラインを紹介するために参りました」

謝辞を述べる場合

自己紹介の最後に、次のように謝辞を述べましょう。多忙な相手に時間を割いてくれたことへの敬意を表します。

Thank you for taking the time to meet with me.
「お時間を割いていただき、ありがとうございます」

I appreciate the opportunity to introduce myself.
「自己紹介の機会をいただいたことに感謝します」

Thank you for your warm welcome.
「温かい歓迎をありがとうございます」

I’m grateful for this chance to connect with you.
「このようなつながる機会を設けてくださったことに感謝しています」

Thank you for considering our proposal.
「私たちの提案を検討していただいたことに感謝します」

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ビジネスシーン別・英語を使った自己紹介の例文

自己紹介は、さまざまなビジネスシーンで行うものです。ここでは、さまざまなビジネスシーンごとに英語を使った自己紹介の例文をご紹介します。

入社時

新しい職場に入社した際は、簡潔かつ明確に自己紹介を行うことが重要です。次のように話しましょう。

<入社時の自己紹介の例文>
Hello, everyone. My name is Ichiro Ichikawa, and I have recently joined the team as a project manager. I look forward to working with all of you.
「皆さん、こんにちは。私の名前は市川一郎です。このたび、プロジェクトマネージャーとしてチームに加わりました。皆さんといっしょに仕事ができることを楽しみにしています」

商談時

海外とのビジネスにおける商談の場では、相手に対して自身の素性と目的を伝え、信頼できる存在であること、相手に話を聞く価値があると印象付けることが求められます。

<商談時の自己紹介の例文>
Hello, my name is Saeko Sato, and I am a sales at XYZ Co., Ltd. Today, I would like to talk about the benefits of a partnership between our two companies.
「こんにちは、私は佐藤冴子と申します。XYZ社の営業担当です。本日は、弊社と御社のあいだで締結するパートナーシップについて、メリットを中心にお話ししたいと思います」

面接時

英語を使った面接における自己紹介の場では、自分の経験やスキルを簡潔に伝えることが求められます。次の例文を参考にしてください。

<面接時の自己紹介の例文>
Good morning, my name is Daisuke Ota. I have five years of experience in marketing, with a focus on digital strategies. I am excited about the opportunity to apply my skills to your company.
「私の名前は太田太亮です。デジタル戦略に重点を置いたマーケティングの経験が5年程あります。私のスキルを御社で活かせる機会をいただき、とても興奮しています」

メール送信時

対面ではなく、メールでの自己紹介をする場合もあります。メールでの自己紹介は件名と本文を工夫し、相手に読みやすい形で伝えることが重要です。

<メール送信時の自己紹介の例文>
Subject:
Self-Introduction – Takuto Takahashi

Dear [Recipient’s Name],

I hope this email finds you well. My name is Takuto Takahashi. I have recently joined ABC Corporation as a project manager. I’m excited to be part of such a dynamic team and look forward to contributing to our common goals.

My role is managing software development projects. While our company specializes in developing AI solutions for healthcare, my team focuses on creating predictive models for patient care.

If you have any questions or if we can be of any assistance to you, please feel free to contact us at any time. I look forward to working with you.

Best regards,

Takuto Takahashi
Project Manager
ABC Corporation
[Contact Information]

件名:
高橋拓人と申します

[受取人の名前]様

ご健勝のことと存じます。高橋拓人と申します。このたび、ABC社にプロジェクトマネージャーとして入社しました。このようなダイナミックなチームの一員になれることに興奮しており、私たちの共通の目標に貢献できることを楽しみにしています。

私の役割は、ソフトウェア開発プロジェクトのマネジメントです。当社はヘルスケア向けAIソリューションの開発を専門としていますが、私のチームは患者のケアのための予測モデルの作成に重点を置いています。

ご質問がある場合、またはお手伝いできることがございましたら、いつでもお気軽にご連絡ください。貴社といっしょに働けることを楽しみにしています。

高橋拓人
プロジェクトマネージャー
ABC社
[連絡先情報]

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