1. 「即戦力」の英語が身に付いたから、ネイティブとのやり取りも安心して任せられた

「即戦力」の英語が身に付いたから、ネイティブとのやり取りも安心して任せられた

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ネットスター株式会社

取締役(当時:開発部長・グローバルビジネス事業推進責任者) 荒川 靖章様

導入したサービス

One to One Global Communication Skills

業種

  • IT・通信

規模

社員数 113名

課題

業務負担が一部メンバーに偏っていた

英語が得意な社員に英語業務が集中し業務規模が拡大するにつれ、対応できる業務量が限界に近づいていた

成果

業務負担の偏りを分散できた

実際のビジネスシーンで通用する英語力が身に付いたことにより、英語業務の集中が解消された

荒川さまの声

英語コミュニケーションにおいて、チームはどのような課題を抱えていましたか?

チーム全体の英語スキル不足が原因で、業務負担が一部のメンバーに偏っているという課題がありました。

2008年に海外事業を手がけた当時は事業規模がまだ小さく、チームにおける英語ニーズも、それほど大きくありませんでした。英語が得意な私と当時の取締役で大部分を対応すれば十分だったんです。

しかし、事業が軌道に乗り事業規模が拡大するにつれて、だんだんと手が回らなくなっていきました。「これ以上の量は対応しきれない」「経営層が経営のコア業務に専念できない」というのが当時感じていた課題です。

課題を解決するため、初めは英語ができるセキュリティエンジニアを採用しようと考えました。しかし、ただでさえ人材不足のIT業界で、セキュリティエンジニアに絞って採用するのはそもそも困難です。さらに「英語ができる」となると、希望と合致する人材はほぼ転職市場に存在しません。仮に見つかったとしても非常に高額な採用コストがかかるでしょう。

そのような状況を踏まえ「既存メンバーに英語を習得してもらう」のが現実的かつ合理的と考えました。

チームメンバーの菅原さんから「英語力を強化したい」と相談があったのは、ちょうどそんな頃でした。英語強化についてはもちろん賛成だったので、どういった方法がよいかについては「きちんと継続できて、効果を出せるか」という点を判断基準として重要視しました。

例えば、コスト面だけを優先して、本人の希望を聞かずに決めたスクールでは、なかなかモチベーションも上がらないですよね。本人が探し「ここで学習したい」と思ったスクールなら、学習を継続する意欲も高まりますし、英語の習得スピードも違ってくるでしょう。

やはり本人が決めた環境で学習するべきだと考え、菅原さん自身から提案のあったキャニングさんでトレーニングをお願いすることになりました。

取締役(当時:開発部長・グローバルビジネス事業推進責任者) 荒川 靖章様

管理職から見て、社員の英語力強化にはどのようなメリットがありましたか?

効果1:英語ができるメンバーが増えたことで、経営層がコア業務に集中できるようになった

英語ができるメンバーが増えたことで、経営層がコア業務に集中できるようになったことは、とても嬉しい効果でした。英語にまつわる業務をメンバーに依頼できるようになったことで負荷を分散でき、特に私がおこなっていたメール対応に関しては、体感として6〜7割は減ったと思います。

多くの業務を菅原さんにスムーズに任せることができたのは、キャニングさんで身に付けた英語力が「即戦力として使える英語」だったからです。

実は、英語にも敬語に近い言い回しがあったり、日本ではよく使われている英語をネイティブに使うとカチンとさせてしまうような言葉遣いがあったりします。表面的な英語力だけでは対応できない部分ですね。

その点、キャニングさんでは、実際にネイティブが使う表現を、具体的なビジネスシーンに落とし込んでトレーニングしてくれました。「即戦力」と言えるレベルの英語が、菅原さんは早いうちから身に付いていたんですネイティブとのやりとりを任せる上でも、英語特有の言葉遣いや言い回しの点で大きな不安なく、安心して任せることができました。

さらに、菅原さんの変化は、私だけでなくほかのメンバーからみても明らかでした。菅原さんの英語力向上を目の当たりにし、チームメンバーにも「英語力を業務に反映し、チームに貢献しよう」という意欲が波及しているのを感じます。当初「英語ができるセキュリティエンジニアの採用」を考えていましたが、今振り返ってみればコストを抑えられただけでなく、周りにも影響を与えるという素晴らしい成果を得ることができました。

効果2:売上がアップした

売上にも好影響がありました。まず、英語に対応できる窓口が広がったことで、受け入れられる業務規模が大きくなり、売上がアップしました。

それに加え、現在取締役の私は、経営に関わる戦略的な仕事や調査に時間を使えるようになりました。経営に専念することで、より事業の拡大に集中できるようになり、会社全体の売上がアップしたという効果もあります。

グローバル事業も菅原さんの英語力向上によってチームがうまく機能するようになり、より多くの仕事を任せられるようになりました。おかげさまで、直近3年は連続で収益増です。

効果3:汎用的なビジネススキルを習得できた

英語スキルに限らず、日本語でビジネスする上でも重要な「汎用的なビジネススキル」を習得できたことは、当初望んでいた以上のメリットでした。「結論から話す」「根拠や具体例などを用いて、論理的に話す」「短く話す」「時間を気にする」「相手に合わせて言葉を選ぶ」など、ビジネスコミュニケーション全般で重要なポイントやノウハウを学べます。やはりコンサルティング会社であるキャニングさんのトレーニングならではだと感じました。

今後、菅原さんに期待することはありますか?

会話スキルを引き続き磨いてもらうのに加えて、ユーザ向けのドキュメント作成まで任せられるようになると理想的ですね。現在、マニュアルを作成する際などは、アメリカにいるネイティブがベースを作り、日本では技術的な面を整えるという共同体制で進めています。

エンジニアが使いやすいマニュアルは顧客満足に直結するので、日本のエンジニアと一緒にマニュアル作成を引き受けられるようになると助かります。日々のサポートで培ったインストラクションの経験をもとに、顧客に寄り添ったマニュアルを作成して欲しいです。

今後キャニングに期待することはありますか?

これまで着実に成果を上げていただき、キャニングさんにトレーニングをお願いして本当によかったです。英語ができるセキュリティエンジニアを新規採用するのに比べて、大幅にコストを抑えられたことも満足しています。

今後はチームメンバーもキャニングのトレーニングに参加していけるようにしたいと考えていますので、チームでの成長もサポートしていただけると嬉しいですね。

Benさま(菅原さま同僚)からのコメント

愛(菅原さま)の英語力は、この数年間で飛躍的に向上しました。彼女が献身的に英語スキルを向上させたことは、フォーチュン100に選ばれるようなグローバルテクノロジー企業とのコミュニケーションに役立っています。

さらに、英語でメールを返したり、オンライン会議に参加したり、技術的な質問に英語で答えたりするなど、愛はビジネスパートナーや見込み顧客への支援に直接携わってきました。

愛の努力は、社内外のコミュニケーションに大きな影響を与え、結果的に利益を向上させました。愛は、私たちにとって本当に重要な存在です!

Ben Gruidel, VP Sales Engineering & Technical Account Management

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