執行役員も留学を決める、製薬業界とビジネスに精通したトレーナーの存在
- キャニングUK留学
グラクソ・スミスクライン株式会社
セールスエクセレンス/セールスリーダートレーニング セールスリーダートレーニングエキスパート 五十嵐恒二様(写真左) / 東京第2リージョン営業統括/呼吸器領域営業 中央エリア エリア責任者 横田和也様(写真右)
導入したサービス
キャニングUK留学
業種
- 製薬
規模
社員数 約2,800名
海外とのやりとりに不安があった。
150カ国でビジネスを展開するため海外とのやりとりに英語力は必須。しかし英語をあまり使わない営業職は会議やプレゼンに十分な英語コミュニケーション力が不足していた。
実践的なスキルを手にして自信を得た。
口をついて出てくる表現のバリエーションが格段に増えたほか、文化の違いを踏まえて的確に伝えられるようになった。留学後に訪れた英国本社での面談も難なく乗り切れた。
トレーナーは製薬業界に限らず、さまざまなビジネスに精通している。
キャニングUKの留学プログラムを受講された理由を教えてください。
五十嵐:
弊社が認めている「優良な留学プログラムを提供するベンダー」がキャニングさんなのです。これまでにも執行役員を含む15名が、キャニングさんの留学プログラムに参加してきました。今回はセールスチームから私と横田の2名が1カ月間、イギリスにあるGSKの本社への出張も兼ねて参加することになりました。
横田:
弊社は、150カ国以上でビジネスを展開するグローバル企業ですが、私たちの在籍するセールスチームの仕事相手はほとんどが日本人のため、他部署に比べると、そこまで英語力は求められてきませんでした。留学前の私のTOEICも500点ほどしかなかったほどです。しかし、そのままでは定期的にもたれる世界各国のMRとの会議での発言もままなりません。そういった課題を前にしての受講でした。
現地ではどういったトレーニングを受講されましたか。
横田:
まず「留学後に訪れるイギリス本社での面談で、スムーズな意見交換を行うこと」を目標に掲げ、それを達成するために1週目は「会話にうまく入っていき、場をコントロールする術」や「スマートに質問する術」を学びました。
2週目は、より実践的なビジネススキルの習得です。たとえば「電話対応」や「プレゼンテーション」「1対1での面談」など。シーン毎にロールプレイを重ねます。特徴的だったのは会話風景を録画してレビューすること。自分の話す姿を目にするのは想像以上に照れくさいものですが、これが他者から見た自分です。勇気を持って直視し、改善を重ねます。これこそが上達への近道です。
終盤には、イギリス本社で意見交換をする際に話す内容を、トレーナーとともに練っていきました。「どう伝えると効果的か」を学べたのはもちろんですが、最も驚かされたのは、トレーナーの製薬業界への理解度の高さです。製薬に限らず、さまざまなビジネスに精通していることもキャニングのトレーナーの強みです。
ここでの学習密度は、日本の英会話学校とは比較にならない。
五十嵐さんはいかがでしたか?
五十嵐:
大きな流れは横田と似ていますが、私は英語でプレゼンテーションやファシリテーションを行う機会が多いのでそこに重点がありました。プレゼンテーションについては日本と欧米とでは進め方に大きな違いがあって、日本ではスライドの説明に重点がありますが、海外では説明後のディスカッションに重点がある。そのあたりの違いを学べたことも収穫でした。
また日本では傾聴するのが礼儀とされていますが、欧米では最後まで聞いていないで疑問があったらすぐに質問します。じっと聞いているとトレーナーから「なぜ割り込んで発言しないのだ」と背中を押されるほどです。日本人同士だと「非」とされる振る舞いを「是」とすることには大変驚かされました。
日本で通う英会話学校との違いは何でしょう?
五十嵐:
「寝ても覚めても英語」ということです。日本で英会話学校に通っても、英語漬けになるのはたかが50分程度ですから、学習密度が段違いです。また日本の英会話学校では、文法についての細かな指摘が多い反面、キャニングのように実践的な学びが少ない気がします。「どうすれば伝わるか」「どうすれば聞き取れるか」に重点があるのがキャニングの強みですね。
横田:
スペイン、イタリア、フランスなどからやってきた受講生ともコミュニケーションできることも、留学ならではですね。実際のビジネスシーンでも、相手は英語ネイティブではないことは多いけれど、いろんな国の訛った英語に触れる絶好の機会にもなります。
そういえば私は4週中の3週を、五十嵐は2週をマンツーマン(one to one)で学びました。トレーナーを独り占めできると、完全に自分のペースで学べて効率的です。トレーナーはユニークな経歴をお持ちの魅力的な人ばかりなので、朝9時から夕方6時まで一緒でも飽きることはありません。
短期間で、あれほどの成長を実感できたのは初めてだった。
ロンドンでの滞在についてはいかがでしたか?
五十嵐:
ロンドンは初めてでしたが、この街の美しさとジェントルな人々の振る舞いに心を打たれました。どこに足を運んでも親切にしてもらえるので生活する上で、なんらストレスや不自由はありません。ホームステイ先のホストファミリーも親切で料理上手でした。
横田:
毎日のトレーニング後には、トレーナーがロンドンの観光スポットに連れて行ってくれる「ソーシャルアクティビティ」があるのですが、そのおかげで主だった見どころには大体足を運べました。もちろん多くの受講者が参加するここでの共通言語は英語です。つまりオンオフを問わず英語漬けだったわけです。
受講を終えた今、どういった成長を感じていますか。
五十嵐:
とっさに使える表現のバリエーションが飛躍的に増えました。短期間であれほどの成長を実感できたのは初めてです。日本の英会話学校に通っていては、そうは問屋が卸しません。もちろん毎日相当な負荷がかかるのでもの凄く疲れますが、許されるものなら何度でも留学したい。効果の高さは折り紙付きですからね。
横田:
私にとってはインターナショナルな会議で積極的に発言する自信が得られたことが一番の成果です。これまでは黙って聞いていただけでしたけどね。私この1カ月は本当に充実していましたし、できることなら改めて留学してもう一皮むけたい。心からそう願っています。